どの業界においても長時間労働が問題とされています。福祉の領域においても同様であり、特に人手不足となりやすい分野のため長時間労働を改善すべく、各福祉施設が独自の取り組みを行っています。

長時間労働が続くと色々な問題が生じる可能性があり注意が必要です。労働者の心身の不調以外に、支援の質の低下が挙げられます。福祉は感情労働であると言われるように、精神的な疲労を感じやすい職業です。このような疲労が蓄積する中での業務をするとなると、虐待リスクも高まってしまう可能性があります。このようなリスクに対する取り組みとして例えば、業務のマニュアル化やパターン化を使った工夫があります。当然、個別に対応するべき箇所はたくさんありますが、統一しても良いことに関してはやり方をパターン化すると効率よく業務を進められるのです。例を挙げると、介護用品の収納の仕方を、とりあえず空いている棚に入れておくという方法ではなく、3段ボックスにして、上から順にとれば良いというような工夫です。このような工夫は特別な道具や技術がなくてもすぐに実践できるでしょう。

また、AI技術やロボットの導入を用いる施設も多くあります。例えば、排泄支援においては、利用者の状態を把握し、排泄をする頃になったら排泄へと誘導するロボットが使われています。排泄を適切な時間に行えることになれば、排泄の失敗も減るので、おむつ交換に回る回数も減るのです。たとえ導入するのが一部だけだとしても、業務の負担は減らすことができます。こうして仕事量を減らすことや効率よく仕事を回していくことが長時間労働の改善に繋がるといえるでしょう。

ここで紹介した他にも、長時間労働の改善に向けた取り組みは行なわれています。気になる方は介護業界で行っている取り組みについてもっと詳しく調べてみると良いでしょう。

 
 

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